ときめきローラーコースター

私を愛してくれるひとは、どこですか。

10 縁

 

こんばんは。寒波の到来に怯えている私です。

前回のブログで、友人との付き合い方について述べました。

09 変化 - ときめきローラーコースター

 

私自身のエピソードを二つ並べるつもりでしたが、意外と長くなってしまったので、まさかの二部作となりました。

今回は、二つ目のきっかけと、それらの体験から得られた知見について述べていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②見た目を貶された

大学時代の友人CとDとは学科が同じで、三人で旅行に行ったり、彼氏のいないクリスマスを楽しく過ごしたりなど、大学生らしい毎日を過ごしていました。

 

さて、私の所属していた学科は就活を選ぶ人が少ないところだったので、

就職するなら、試験を受けて合格するか、ダメなら有期雇用で試験勉強しながら働くかのだいたい二択でした。

(大学院とか専門学校に進学した友人も多かったです)

 

 

私のうつ傾向が顕著に現れ出したのは大学3年くらいからで、授業には出れないことも多く、

大学構内にある保健センターで無料のカウンセリングに通っていました。

(※病院に通えなかったのは理由があります。そのことについては、後日ブログで。)

 

当時のことを考えると完璧にうつだろ、という感じなんですが、

身体やこころに違和感を覚えつつも、うつになったら人生終わりだと当時は考えていました。

 

大学4年で受けた試験は、不合格。

友人Dも試験に落ちます。Cは試験を受ける道をやめ、就活に切り替えていました。

 

私のうつ状態が酷かったこともあり、卒業後は特に連絡を取ることもなく各々過ごしている感じが続いていました。

 

しかし数年後、Dが試験に受かったことを私は耳にします。

私自身は受かっていなかったので、ああ先を越されたなと思いつつもおめでたいことだと思い、友人Cも交えて、Dの合格祝いとしての食事会を開くことしたのです。

 

そこでどうやったら試験に受かるのかなー、と軽く呟いてしまったのが落とし穴でした。

ちょっと自虐的になった私が下に見えたんでしょう、こんなことを言われたんです。

 

 

 

 

 

CとD「顔が悪いからじゃない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸いなことにそれまで私は、自分の顔が良いとか悪いとか、あんまりそういったことを考えたことがありませんでした。

しかし、急に仲の良かった友達に外見を貶され、

言葉を失ってしまいました。

 

 

 

何より怖かったのは、

 

 

え、私って顔が悪いから受からないんだ。

 

 

って多少思ってしまったことなんですよね。

(このときの傷が結構深くて、私は職場を迷走することになります。詳しくは後日ブログで。)

 

 

 

 

 

 

その後は普通に解散して、また集まろうねー、なんて言葉も交わしましたが、

帰り道の時点で、もうこの友人たちとは一生会わなくていいな、と吹っ切れている自分がいました。

 

数年後、友人Cは結婚します。

お知らせのLINEが来ましたが、

息継ぎなしのクロールを泳いだ時のような窒息感で(うわあ、一ミリも祝えん)と思いながら、

 

「おめでとう!お幸せに!」

 

と返信してから、以後音信不通を貫いています。

私ってまあまあ大人じゃありません??

はあ、良いこと起これよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、これらのエピソードをまとめると、私について二つのパターンが見えてくることが分かります。

 

①他人に期待してしまう。

②何を言ってもいいんだと思われがち。

 

①に関しては、私は人に期待されることが大の苦手なのですが、

無意識に、相手に何かあるべき姿を求めてしまっている自分がいたことに気付かされたんですよね。

人間だもの、それが裏切られることだってあるはずだし、逆に自分自身も誰かの期待を裏切っている可能性もある。

それって別に悪いことじゃなくて、ただ相手や自分が変化しただけ。

それに対応しきれなくなった結果、相手に失望することになるんだと思ったんです。

相手の変化を受け入れられなくなっても、無理して関係を続けるべきなのか?

それって、私自身も変わってきたってことじゃないのかな?とか。

いくら昔にどんなに仲良くたって、違う人間なんだし、環境だってどんどん変わっていく。変化に抗うことはできないし、抗わなくていい。お互いに別の環境で過ごしてきた中で、違和感が生まれるのは当然なんだと思います。

 

それから②に関しては、私の長所でもあり課題点でもあると感じてます。比較的ワガママ言ってくる人が集まりやすいですね、私の周り。受け入れてくれると思ってるんでしょう。

自分の気持ちも大事に出来ればいいんですけど、なかなかそうもできない性格(にさせられてしまった)なので、

自分で自分の気持ちをコントロールできないなら、関係から遠ざかった方がいい。と感じて疎遠になった節はあります。

 

私は、友達がいなくなってもいいから、そんな友人たちとは決別する考えを持ちました。

結果、友達が0になったか?いいえ、そんなことはありません。

 

本当に大切な親友は今でも頻繁に連絡を取ってくだらないことで笑っていますし、

久しぶりに関わって仲良くなったりする友人もいたりと、友人関係についてはあまり悩まなくなりました。

 

つらいけど、縁ってあるんだと思ってます。

疎遠になるなら、所詮そのくらいの縁だったということ。

無理して関係を続けても、そっちのほうが苦しいだけ。

本当に自分を大事にしてくれる人と付き合っていったほうが断然よいです。

 

 

 

長々と書いてしまいましたが、これが私のひとつの持論なのかな。いかがだったでしょうか。

異論は認める。

皆さんの友人関係が、より良いものになることを願っています。

吐き出したいエピソードなどあれば、コメント欄をぜひお使いください。